アラフォーおっさんのつぶやき

ダウンは古い!寝具も衣類も人工羽毛☆扱いやすいプリマロフト。

羽毛
しばらく温かい日が続いていますが、寝るときは寒いし冬は着実に近づいてきています。
寝具やコートなど防寒としてはダウン・羽毛が有名です。
冬は羽毛布団を使用していましたが、毎年シーズン終わりにクリーニングに出すか2、3
日天日干ししてから収納するかが悩みどころでした。
クリーニングに出せばいいのはわかるのですが、1枚当たり4、5千円位しますよね。
家族分となるとちょっと躊躇します。
さすがに10年位使ってきて毎年クリーニングしていないのも、あるしふんわり感がなく
なってきたのは明らか。
それより年齢を重ねたこともあると思いますが、温かさが足りなくなりました。
今回のシーズンオフには買い替えるか・・・。
羽毛布団にはグレードがあります。
羽毛布団の温かさは羽毛の産地やダウンパワーと呼ばれるふくらみ具合(かさ高)を数値
化したもので決まります。
判断基準としては日本羽毛製品協同組合がダウンパワー(dp)によって「ゴールドラベ
ル」と呼ばれる品質を4つのランクに分けているのでそれを基準とすればいいと思います。
 上から
 ・プレミアムゴールドラベル 440dp以上/かさ高18.0cm
 ・ロイヤルゴールドラベル 400dp以上/かさ高16.5cm
 ・エクセルゴールドラベル 350dp以上/かさ高14.5cm
 ・ニューゴールドラベル 300dp以上/かさ高12.0cm

細かく言うとグースかダックか?、羽毛の産地はどこか?、ダウン率は?、側生地は?
などで温かさも値段も変わってきます。
ちなみに私は詳細は曖昧ですが、ロイヤルゴールドラベルでポーランド産グースを80%
と他の羽毛20%位だったと思います。
知り合いの会社の社販で3万円位でだったと思います。
今は以前よりは値上がりしましたよね。
羽毛を取り巻く環境も変わりましたので仕方がないことですが、同レベルを買おうと思っ
ても手が出ません。
よく新聞広告なんかで羽毛の代わりになる素材で出来た布団を見かけていたので、色々と
調べてみることとしました。
最終的に行き着いたのがプリマロフトというもの。

プリマロフトとは

アメリカ国軍の要請を受けたALBANY社が開発した、羽毛に代わる画期的な超微細マイク
ロファイバー素材。
羽毛のように軽くて暖かい保温性と柔軟性とさらに羽毛にはない撥水性も発揮。
どんな環境でも使える高い実用性を兼ね備えた画期的な人工羽毛として誕生。
構造としてはさまざまな太さのマイクロファイバーを組み合わせることで、これまでにな
い独創的な擬似羽毛を実現。
この独自の独特の超微細マイクロファイバー構造によって内部にたっぷりと空気層を作る
ので、羽毛と同レベルの高い保温性を発揮します。

プリマロフトのメリット

家庭での洗濯が可能

ここはポイントです。
気軽に選択できるのでいつも清潔に保てます。
布団だけでなく衣類に使用されているものは、他の使用されている素材にもよりますがい
つでも洗濯出来て、シーズンオフにクリーニングという概念を覆してくれます。

アレルギー対策

人工素材なので、羽毛の様に動物性の素材に敏感な子供にも安心して使用できます。
また、羽毛に比べホコリも出にくいです。

暖かくて安価

ダウン製品にも色々な物があるので、あくまで同程度の羽毛と比べてです。

水に強い。

羽毛は濡れると保温力は低下し乾くのにも時間がかかります。
プリマロフトは速乾性があり、保温力も低下しにくいです。
その特性を生かしてアウトドア向けのアウターや寝袋などアウトドアメーカーが採用して
いるケースが目立ちます。

おすすめしたい寝具

ゴールド ザ プレミアム

グースダウン90%の羽毛布団にも匹敵する温かさ。
私はこれを買いました。
実際90%のものと比較したわけではありませんが、十分暖かく不満はないです。

デュオ

このモデルのポイントはオールシーズン使えるというところです。
合掛け布団と肌掛け布団の2枚の構成となっています。
夏・・・肌掛け布団
春と秋・・・合掛け布団
冬・・・肌掛けと合掛けの二枚重ね(ホックで止まるようになっています)
非常に使い勝手がよく、さらに2枚重ねることで空気の層が増えるので暖かいです。
肌掛けはダイヤキルト、合掛けはスクエアキルトとあえて違うパターンを使用することで
縫い目がずれ保温力がアップします。
「ゴールド ザ プレミアム」より保温力は落ちますが、使い勝手はこちらが上ですので
悩ましいところです。

ハーモニー

寒さに強い方や今まで羽毛布団を使ったことがない方、新陳代謝が高い子供なんかはこれ
でも十分かもしれません。
うちの子も実は羽毛布団デビューの際にこれを買いましたが全然大丈夫です。
値段も手ごろで1万円を切りますのでお試しにはいいかもしれません。

羽毛を採取するときの方法は動物虐待などとか色々と問題も多いのも事実。
羽毛をリサイクルする動きもありますが、こういった代用できるなら人工羽毛を活用して
みるのも一つだと思います。