クロスバイクは中途半端?ミニベロは?厳選5選 予算5万円。
クロスバイクは良いとこどりでもあり中途半端な自転車です。
でも、そこが使い勝手がいい面でもあります。
私は普段は6段変速付きのママチャリです。
近くのホームセンターの初売り10,000円で購入した代物です。
11年使っているのでなかなかの状態です。
なので時折買い替えが頭をよぎります。
どうせ買うならスポーツタイプがいいなぁ~
スポーツタイプといっても、ロードバイクではありません。
今となってはスポーツもどきの自転車です。
とはいえ壊れたわけではないので、ぼや~っと思っていたぐらいでした。
そこに悪魔が忍び寄ってきたのです。
その悪魔とは、当時勤めていた会社の得意先の方でした。
その方は折りたたみ式ミニベロをカスタマイズして、ちょっとしたロードバイクと張り合うといった変わった方でした。
ある時初めて飲みにいくこととなり、そこでミニベロの良さ、メリットを熱く営業されたというわけです。
買い替えが頭にあった私は、まんまとその毒牙にかかってしまいました。
結果的にはいい事を教えてもらったなぁっという気持ちなのですが、とはいえ安くない買い物です。
2~3万円位にしか考えてなかった予算からすると、ちょっと勇気がいります。
まずミニベロってなに? です。
折りたたみ式自転車がなじみ深いですね。
以前景品でもらったことがありますが、結局あげてしまいました。
ホイールのサイズが20インチ以下の小径車を指します。
自転車としては1番興味のなかった種類です。
調べていくと、結構色々あるじゃないですか!
ここから調査の日々が続きました・・・。
❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑❑
ミニベロだろうが、クロスバイクだろうが、ロードバイクだろうが、自転車で走るに当たって押さえておくべきポイントがあると思います。
細かく言うと色々ありますが、そういう方は上のゾーンでどなたかの解説を見ていただければと思います。
この価格帯で色々知識を詰めてしまうと判断が難しくなるので基本割愛します。
この価格帯に必要な情報のみで行きたいと思います。
大きなポイントとしては3点です。
①重量 ②フレーム素材 ③変速の仕様
特に②と③で値段が左右されるところだと思います。
また①重量は軽いほうがいいです。
軽すぎるとダメみたいですが、それはもっと上のゾーンでの話です。
他の方のサイトを参考にして私なりに熟考に熟考を重ねた結果、予算は5万円位。
ミニベロではなくクロスバイクに絞りました。
検索キーワードの結果をみても5万円というのは最初のラインのように思います。
重量は12㎏までに抑えたいところです。
走りに影響しますし、公共交通機関や自家用車で持ち運びするときは軽いほうがいいです。
ちなみにママチャリは16㎏以上あり、変速の有無やサイズよって重くなっていきます。
ロードバイクもですが、クロスバイクにはフレームの大きさがあり体にあったサイズを選ぶ必要があります。
サイズ展開はメーカーによって違いますが、サイズによって重さは若干変わります。
フレーム素材はこのあたりの価格はオールアルミかアルミ×クロモリになります。
クロモリとはクロムモリブデン鋼と言って、鉄にクロムやモリブデンを加えた合金鋼です。
特徴としては振動吸収性がいいということが一番じゃないでしょうか。
なので前輪につながるフロントフォークと呼ばれるところにクロモリを使用しているモデルもあります。
ハンドルに伝わる振動がアルミに比べ抑えられるということです。
フレームすべてがクロモリのものもありますが、重量は少しい重くなります。
乗り味自体は、アルミこうだとか、クロモリはどうだとかありますがステップアップするときに考えましょう。
変速の仕様は、基本をキッチリ抑えた仕様だとギアは前3段×後8段の24段が一般的です。
パーツはシマノのALTUS(アルタス)か一つ下のTOURNEY(ターニー)を使用しています。
まずは私なりのおすすめです。
- GIOS (ジオス)「MISTRAL(ミストラル)」
- Giant (ジャイアント)Escape R3(エスケープR3)
- MERIDA(メリダ) CROSSWAY(クロスウェイ)100-R
- KhodaaBloom(コーダーブルーム) RAIL(レイル)700A
- FUJI(フジ)RAIZ(ライズ)
- なぜクロスバイク?
GIOS (ジオス)「MISTRAL(ミストラル)」
2大定番の一つですね。
イタリアのメーカーです。鮮やかなブルーが特徴で、ジオスブルーといわれています。
走りに係わるパーツがオールシマノ製となっています。
シマノはトラブルの少ない信頼性の高いメーカーですので初心者には安心です。
価格を抑えるために各メーカー、パーツをランクダウンさせます。
このミストラルはオールシマノということでコスパ最強となっています。
結局私はこれを買いました。
・フレーム素材:アルミ×クロモリ(フロントフォーク←前輪につながる部分)
・変速ギア:前3段×後8段の24段(シマノ・アルタス)
・重量:10.8kg
Giant (ジャイアント)Escape R3(エスケープR3)
もう一つの定番です。
というかド定番かもしれません
カラー展開が豊富です。
学生が乗っているイメージがついているのと、人とかぶる可能性大ですのでそこが嫌でなければ無難な選択かもしれません。
・フレーム素材:アルミ×クロモリ
・変速ギア:前3段×後8段の24段(シマノ・アルタス)
・重量:10.7kg
MERIDA(メリダ) CROSSWAY(クロスウェイ)100-R
こちらもコスパの高いメーカーです。
通常スタンドは別途購入する必要があるのですが、こちらは標準装備です。
シートの高さもクイックシートクランプがあるのでポジションチェンジが容易です。
一般的には六角レンチで調整するタイプが多いので、便利です。
ただシートの盗難の心配が出てきます。
クイックシートクランプでない自転車も後付けできます。
クイックシートクランプ
・フレーム素材:アルミ
・変速ギア:前3段×後8段の24段(前シマノ ターニー/後シマノ・アルタス)
・重量:11.6kg
KhodaaBloom(コーダーブルーム) RAIL(レイル)700A
日本のブランドです!
日本人の体形に合わせて作られています。
なのでこだわりがなければゴツめのカギを購入すれば走り出すことができます。
見た目もシンプルで、できるだけ予算を抑えたい方はこれがベストかもしれません。
700の後ろにAのないモデルもありますが、本体価格が15,000円アップされます。
その分この価格帯のトップクラスの軽量化がなされていて9.8㎏とメチャクチャ軽いです。
変速も9段であったりとバージョンアップはされています。
・フレーム素材:アルミ
・変速ギア:前3段×後8段の24段(シマノ・アルタス)
・重量:11.1kg
FUJI(フジ)RAIZ(ライズ)
オシャレさんにはおススメ!
ママチャリと同じ太さのタイヤを採用しているので、通勤通学には最適なモデルかもしれません。
・フレーム素材:アルミ
・変速ギア:前3段×後8段の24段(前シマノ ターニー/後シマノ・アルタス)
・重量:10.8kg
他にも色々なメーカーから同価格帯のモデルが発売されています。
人それぞれ体系が違いますが、どれを買っても満足できると思います。
その先にのめり込んだ人は、どれを買ってもいずれ不満が出てきます。
その時はしっかり予算を組んで悩みましょう。
多分もっと悩むことになると思いますが
なぜクロスバイク?
魅力を感じた理由
冒頭で折りたたみ式ミニベロをススメられたことはお話しましたが、行動範囲が圧倒的にひろがるなと感じたのです。
私は大阪なので、例えば
電車で和歌山に移動→フェリーで徳島へ→四国をサイクリング→高速バスで淡路島経由で移動→神戸で夕食→電車又は走って帰宅
みたいなことが日帰りで出来るというのです。
いわゆる輪行といわれる、自転車を専用バックに収納して公共交通機関で移動するのです。
電車移動だとたどり着いた先で乗ってしまえばいいわけです。
どうです。目的地の幅が広がりませんか?!
ミニベロはだめ
ダメではないです。高いんです。
最初は勧められたそのまま折りたたみ式ミニベロで検討していました。
でも折りたたみという構造なのでそのまま行くと重量が重くなります。
重量12㎏以下、変速パーツのクラスなど絞り込んでいくと10万位になってしまうのです。
ちなみにその方が乗っていたのはのはこれです。
⇩
ある日会社の近くにあった自転車屋をのぞきました。
イオンバイクだったので数台しか置いていませんでしたが、店員さんが気さくな方で興味を持ったいきさつなど話していました。
そこでこういわれたのです。
「クロスバイクでも車輪なんか簡単に外せるから輪行なんて余裕ですよ!」
その場で店頭のクロスバイクで実演してくれました。
まさに目からうろこ!
クロスバイクだったら予算を抑えれるし、決まりッ!
世界が広がる!
片道10キロくらいは余裕で行けちゃいます。
10キロって特に都会に住んでいると結構なところまで行けます。
最近ではポタリングというのんびりと自転車でぶらつくこ楽しみ方もあります。
私は街ブラロケ番組が大好きなので、ポタリングはもってこいなのです。
あっこんな店が!とか。
こんな商店街あるんや~、とか発見が多いです。
車だと通りすぎてしまうようなところもいろんな発見があって楽しいです。
私も趣味で写真を撮っているので、そういった方もおススメです。
健康的でエコな乗り物!
わざわざ言うまでもないですね。
環境問題にもかかわるところなので大事なことです。
私は山登りも好きです。
関西は低山へのアクセスが良いのですが、少し物足りないのもあります。
なので、自転車で登山口までいって登山を楽しむということもできます。
でも最近では自転車で登れる山は登っています。
クロスバイクを買って1年半たちますが、走行性能に係わるパーツはほとんどいじっていません。
確かに不満が出てこないわけではないです。
上のランクのパーツならどうなるのだろうとか考えなくもないです。
ロードバイク欲しいなぁとも思います。
走りに係わるパーツがバージョンアップされると、楽になるとかスピードが上がるとかあると思います。
スピードや長距離を走るには脚力がいります。
パーツに頼る前に脚力を付けるのが先だと思います。
ロードバイクが欲しくなったり買ったとしても、このクラスのクロスバイクが1台あっても困りません。
是非最初の1台は5万円位のクロスバイクを!