アラフォーおっさんのつぶやき

どうする?SDGs。デメリット・・・目標1。

SDGs 国連ロゴ
2015年9月の国連サミットで採択された持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals→SDGs
国連加盟193か国が2030年までに達成を掲げる具体的な行動指標で17の目標と169のターゲットからなります。
しかしながな、日本での認知率は非常に低かったです。
最近ではいたるところでメディア等でロゴやサスティナブルといったワードを頻繁に聞くようになりました。
政治家や大手の社長なんかはスーツにSDGsのロゴのピンバッチを付けているのをよく見かけます。
まぁ中にはバッジを付けただけでやった気になっておられる上司や社長、身近に見かけませんか😋

電通の調査結果を見ると2019年調査では16%から29.1%に。
学生に至っては24.8%から45.1%に倍増しております。
小学校ですらSDGsに関わる取り組みが行われているので当然かもしれません。

私たち大人よりも直接的に影響の受ける世代ですから、ほんとはもっと高くないといけないかもしれませんんね。

私は昨年SDGsをビジネスとしてどう取り組むべきか、どう取り入れるべきか学んできました。
それでコンサル業を営んでいるわけではないのですが、知人や出会った方とSDGsについて話をする機会は多いです。
会社にお勤めもしくは経営されている方からは、当然ながら質問されます。
SDGsを会社に取り入れるべきかどうか。メリットは? デメリットは?

結論から言うとメリットとかデメリットとかという次元ではなく、どんな形であれ取り組むべきです。

規模は関係ありません。
小さいことからで構いません。
まずは、意識することが大事です。

一つ言いたいことは、17つの目標と169のターゲットは覚える必要はありません。
特定のサイトでもいいのでブックマークでもしておいて、いつでもすぐに確認できるようにしておけばいいです。

それには現在の世界の状況、そして近い将来の世界の状況予測を読み解く必要があります。




おススメの書籍

世界中で反響を呼んだ「FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」

著者はハンス・ロスリン、 オーラ・ロスリング、 アンナ・ロスリング・ロンランド
世界で100万部の大ベストセラー! 40カ国で発行予定の話題作。ビル・ゲイツバラク・オバマアメリカ大統領も大絶賛!
もう読まれた方も多いのではないでしょうか。
さっくりというと、私たちが知るデーターや情報のいつのものか、信憑性、どの視点のからの数値かをもう一度見直すことが必要であり、これからもブラッシュアップ必要があるということです。
賢い人ほど、世界についてとんでもない勘違いをしているのだそうですよ!
いい本だと思うのですが、400ページもあります。
もうちょっとコンパクトにできたのでは?と思うのは私だけでしょうか?

こちらの書籍は日本の少子高齢化社会の将来の人口推移をもとに具体的に起こりうる事例を書かれたものです。
こちらも今から約3年前に発行された書籍です。
なので状況はまた変わってきていますし、そんなアホなって感じの事例もあります。
しかしこれから重要なのは発想の転換であります。
この本を読んですべてを共感できなくても、「なるほどこういう視点があるか」っという自分の頭の柔軟性がわかる書籍でないかと思います。
新書なのでサクッと読めるのでおススメです。

あとは

バックキャスティング

日本、世界の未来予測。
技術の進歩。
例えば10年後の日本がどうなっているか。
どういう技術が生まれているかを想定して今とるべき行動を決めていくのが大事なのです。
SDGsで重要とされる「バックキャスティング」です。
現状の改善を積み上げる「フォアキャスティング」ではだめだということです。
世界を変えるイノベーションを起こす発想は10人が10人好感してくれるものは難しいといわれます。
それは誰もが想像できる発送であり、すでに存在したりしている可能性があります。
1、2人しか賛同してくれないような突拍子もない発想が、これから必要となってくるでしょう!
逃げ恥の主人公のように😉

目標1とターゲット

SDGs 貧困をなくそう
1.1
2030年までに、現在1日1.25ドル未満で生活する人々と定義されている極度の貧困をあらゆる場所で終わらせる。

1.2
2030年までに、各国定義によるあらゆる次元の貧困状態にある、すべての年齢の男性、女性、子どもの割合を半減させる。

1.3
各国において最低限の基準を含む適切な社会保護制度および対策を実施し、2030年までに貧困層および脆弱層に対し十分な保護を達成する。

1.4
2030年までに、貧困層および脆弱層をはじめ、すべての男性および女性の経済的資源に対する同等の権利、ならびに基本的サービス、オーナーシップ、および土地その他の財産、相続財産、天然資源、適切な新技術、およびマイクロファイナンスを含む金融サービスへの管理を確保する。

1.5
2030年までに、貧困層や脆弱な立場にある人々のレジリエンスを構築し、気候変動に関連する極端な気象現象やその他の経済、社会、環境的打撃や災害に対するリスク度合いや脆弱性を軽減する。

1.a
あらゆる次元での貧困撲滅のための計画や政策を実施するべく、後発開発途上国をはじめとする開発途上国に対して適切かつ予測可能な手段を講じるため、開発協力の強化などを通じて、さまざまな供給源からの多大な資源の動員を確保する。

1.b
各国、地域、および国際レベルで、貧困層ジェンダーに配慮した開発戦略に基づいた適正な政策的枠組みを設置し、貧困撲滅のための行動への投資拡大を支援する。

目標を見るとそうでもないのですが、ターゲットを見ると特に個人の方はこんなの無理ってなるかもしれません。
小さい規模でもいいと思います。

具体的な取り組みとしては「子ども食堂」があります。
メディアに取り上げられたりしてご存じの方もいらっしゃると思います。

貧困を解決できると犯罪も必ず減少すると思いますし、ジェンダー問題の解決の一つになると思います。

小さいところからはじめてみませんか?!