アラフォーおっさんのつぶやき

野鳥観察の刑!バードウォッチングに予算1万厳選5選おすすめ双眼鏡。

バードウォッチング

私は「水曜どうでしょう」が好きです。
それはこちらでお話をしましたが
www.waon.world

新作も終わり、規格の中で完成した(してもらったといってもいいかも)どうでしょうハウスでディレクターの藤村が野鳥を観察するというYouTube配信が始まりました。

《イッキ見1》水曜どうでしょうハウスで野鳥観察の刑。シーズン1(一日目〜三日目)

集中してみるような内容ではないので、こちらもBGM的な感じでボーっと見ていました。

野生の動物ってなんかわくわくしませんか?
動物園で同じ動物を見ているのに。

この動画を見ているとアカゲラシジュウカラなんかが出てくるんですけど、あの日の感覚が蘇ってきました。

あの日・・・
去年大阪の長居公園の中にある長居植物園に行った時のことです。
私はカメラが趣味なので、アジサイを撮りに行っていました。
いったことがある方はご存じだと思うのですが、アジサイ園のすぐ横に池があります。
その池の一か所に大きなバズーカーの望遠レンズの方たちがかたまっていました。
何やらカワセミがいるらしい。
私のカメラはAPSサイズの300mmの望遠レンズ。
いてるなぁくらいは確認できるのですが、表情まではとてもとても😓
きれいなエメラルドグリーンでした。
でも望遠レンズは高くて手が出ません。
せめて高倍率の双眼鏡でも欲しい!
丁度誕生日が近かった私は双眼鏡をおねだり。
1万前後くらいならOKとのことで早速リサーチです。

突然の思い付き。
双眼鏡はありますが、ホームセンターなんかで売っている2千円程度のもの。
自然公園なんかでたまにフィールドスコープなるものを置いていたりしますが、高倍率過ぎてどこを見ているかわからないくらいのものしか覗いたことしかありませんでした。
最初は漠然と10倍くらいかな。
とか、ズームがあったほうがいいな。
とか思っていましたが、もうカメラのレンズと同じなのですね!
まぁ考えたらそうですよね。


カメラのレンズも同じですが、ポイントがいくつかあります。
 ※細かい専門用語は省きます。
○倍率(ズーム付きの場合は倍率が上がると)
高倍率だと覗いた物が暗くなる傾向にあります。
これを解消するのにはコストがかかり高価になっていきます。
設計上も無理が出てくる傾向にあります。
手振れの影響も出やすくなるので、1脚か三脚が取り付けれるか。
本体の重量軽過ぎるとブレやすくなります。

○レンズ
特に屋外では太陽の光など外的要因が影響されやすいです。
それを解消するためにコーティングが施されています。
これは覗いた物の明るさなどの見え方にも影響します。

○口径
レンズで光を集めることによって明るさや解像度を確保できます。
レンズの径が大きいほどたくさんの光が集めれます。

○タイプ
「ポロプリズム式」と「ダハプリズム式」があります。
ダハプリズム式はコンパクトにできる反面、ポロプリズム式と似たようなスペックとなると高価になる傾向があります。


対象物をクリアに見えることに重要ポイントとします。
そうすると、何を妥協するかが見えてきます。
〔値段〕〔大きさ〕〔倍率〕

予算はだいたいみなさんお持ちだと思いますし、私も1万円位と決まっています。
なので予算内で大きさと倍率のバランスを見ながら選ぶことにしました。

私が候補に挙げた5点です。

PENTAX 双眼鏡 UP 8x21 (8倍・レンズ径21)

この価格帯だと必ず候補に挙がるモデルです。
コンパクトなものがという場合は良い選択だと思います。
下のクラスがありますが、こちらのモデルはレンズにフルマルチコーティングが施されています。
1,000円アップ位で10倍モデルもありますが、8倍くらいがおススメ。


●実視界:6.2°
●ひとみ径:3.1mm
●明るさ:9.6
●アイレリーフ:15mm
●1,000m先の視野:108m
●最短合焦距離:1.9m
●重量:350g

重くなりますが対物レンズが25のこちらもおススメ。

OLYMPUS 防水 8X25WP(8倍・レンズ径25)

ダハプリズム式になりますのでコンパクトになります。
防水(JIS保護等級7級相当)がポイントです。
1.5mからピントが合うので、昆虫や花などもアップで見る事ができます。

●実視界:6.2°
●ひとみ径:3.1mm
●明るさ:9.8
●アイレリーフ:15mm
●1,000m先の視野:108m
●最短合焦距離:1.5m
●重量:260g

Nikon スポーツスターEX 8×25D

こちらもダハプリズム式になりますのでコンパクトになります。
防水性能も「2mの水深に5分間浸かっても影響のない防水設計(水中での使用はできません)」ということなので十分だと思います。
視界が広い(広角)ので、Nikonでこの価格ならいいと思います。

●実視界:8.2°
●ひとみ径:3.1mm
●明るさ:9.6
●アイレリーフ:10mm
●1,000m先の視野:143m
●最短合焦距離:2.5m
●重量:300g

PENTAX PAPILIOII6.5×21(6.5倍・レンズ径21)

ちょっと変わり種というか、最短距離が50センチという代物。
それゆえ美術館などの観賞用におススメされるモデルです。
視野も広く明るいレンズなので、非常にクリアに見えます。
数字上は倍率が低く感じるでしょうが、倍率だけあってもぼやけた見え方だと意味がないことを気づかせてくれます。
最後まで迷った商品です。

●実視界:7.5°
●ひとみ径:3.2mm
●明るさ:10.2
●アイレリーフ:15mm
●1,000m先の視野:131m
●最短合焦距離:0.5m
●重量:290g

KOWA YF30-6(6倍・レンズ径30)

最終的に私が選んだ商品です。
8倍もありますが明るさが14.4と落ちてしまいますし、倍率が高いと対象物を見失いがちです。
バードウォッチングなんかしていると、あちこち鳥は動くのですぐに見失います。
出来れば天体観測もとも思っていたので、他のオススメより大きく重くなりますが満足しています。
肉眼で見えない星が見えてびっくりします。
逆光に弱いという口コミをみて悩みましたが、私的には気にならないです。
あれこれ言うにはもっと予算を組まないとと思ったりします。

●実視界:8.0°
●ひとみ径:5.0mm
●明るさ:25.0
●アイレリーフ:20.0mm
●1,000m先の視野:140m
●最短合焦距離:5.0m
●重量:470g

どうやらモデルチェンジしたようです。
カラーリングと、三脚を取り付けれるようになったみたいです。
こだわりがなければ私の購入したのは在庫限りで安いので今のうちかもしれません。


スペックの数字で見てほしいところは3点

・明るさ
 数字が大きいほど明るく見えます。
 天体観測の場合はこの数字が25以上のものを選びましょう。
・1,000m先の視野
 実視界をmで表したものです。
 この数字が大きいほど視野が広いです。
・アイレリーフ
 特に眼鏡をかけられる方は15mm以上のものを購入してください。
 

近くに緑地公園や自然がある方には双眼鏡をぜひおススメしたいです。
コロナの影響でキャンプなど自然と触れ合う機会が多くなっています。
一家に一つあると楽しみが増えますよ😄